公職選挙法の改正により、選挙権年齢がこれまでの「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられ、市高生の中にも、選挙に投票できる権利を有する3年生の生徒がいます。
北九州市立高等学校では、既に有権者である生徒だけでなく、近い将来に有権者となる生徒のみなさんに実際の選挙を考察することで、主権者としての視野を広げ、違反のない「明るい選挙」を実施するための知識の定着を目的として、「主権者教育」を行っています。
今回は、北九州市選挙管理委員会の方々や、NPO法人ドットジェイピーのみなさまにお越しいただき、将来選挙に行くことを想定した授業を行っていただきました。
架空の候補者を取り上げ、演説を聞き、生徒自身でどの候補者に投票するか考えたり、選挙の仕組みや投票の仕方などをクイズも交えながら、お話しいただきました。
また、3年生は来年1月27日(日)に行われる北九州市長選挙を控え、当日の投票を体験できる「模擬投票」を行いました。
政治の仕組みについて必要な知識を学ぶだけでなく、主権者として社会の中で自立し、周りの人々と連携・協働しながら、社会の構成員の一人として主体的に行動することができる力を身に付けるため、今後も「主権者教育」を継続していきます。
選挙の主役は、みなさんです。